シンカイクサウオ、意外とかわいい画像・動画!
海洋研究開発機構は、5月18日に米グアム島近くにあるマリアナ海溝の水深8178メートルで魚の映像撮影に成功したと発表しました。その撮影した深海魚というのが、クサウオ科の「シンカイクサウオ」に似た別種だと言うのです。今回撮影した水深8178mというのは、「正確に水深を測定した魚類映像では世界最深記録になる」というのですから、「シンカイクサウオ」も撮影するのが非常に難しい魚なのでしょう。
ところでこの「シンカイクサウオ」とはどんな深海魚なのでしょうか?今回はそれを画像や動画も交えながら見ていきたいと思います!
意外とかわいい!シンカイクサウオの画像や動画!
この記事最初の写真もシンカイクサウオの写真なのですが
まるでマンガみたいな丸い目!オタマジャクシみたいな尾!柔らかそうな魚体!
なんか案外カワイくないですか?マスコットみたいです!
ということで動画も見てみましょう!
世界初!最深海7700mの魚を撮影 / Deepest-living Fishes filmed
ゆ~ったりと泳いだり、エラを使ってヒラヒラとしているのを見るとなんか癒されますね~(^ω^)
しかし、7、8000mの深海にしては結構動きますね。学者の間ではこのことにだいぶ驚愕したそうです!
(水深7700mは)770気圧、水温1.3度の特殊な環境で、従来は生息していても動きは鈍いと考えられていたが、用意した餌に激しく群がっていた。研究チームは「我々の常識が覆された」と驚いている
画像ですと他にも色んな角度・状態で撮ったものがあります!
ちょうどよく正面からカメラを見てくれてるシンカイクサウオと、エサのヨコエビに群がるシンカイクサウオですね。正面から見た顔と口が
(・ω・)
こんな感じに見えて面白いですねw
これらは上から撮影。体の色が神秘的ですね~。上から見るとその尾の長さがよくわかります!
小さいのはシンカイクサウオの子供でしょうか?まさにオタマジャクシの青白いバージョンです!愛らしいですね~。
シンカイクサウオってどんな魚?
実は深海魚ゆえにわかってないことも多い魚です。ですのでわかってる限りでの紹介になりますね。
シンカイクサウオは、カサゴ目クサウオ科に属します。骨格がカサゴと似ているため、カサゴの仲間と考えられているようです。カサゴはこの画像の魚です。
…似てますかね?外見だとあまり似てないように思うのですが、まぁいいでしょうw
まぁ骨の部分だけ見れば、確かに似てるかもしれないですね。
また、細長くて厚みの少ない体型なことからクサウオ科に属します。
「クサウオ」の意味についてですが、
石川県の方言でつまらないものや、いやなものを「くさい」と言うらしいのです。
そこからクサイウオになり、クサウオになったようです。
意味としては…つまらない魚だそうです(笑)
こういう意味らしいですね。むしろ僕は見ててとても面白い魚だと思いますよ!
エサとしては、主にヨコエビを食べるそうですね。動画や画像でもエサとして使われています。
しかし、深海は生物も栄養供給も少ないはずなのに、動画や画像のようにこんなに多くのシンカイクサウオがいるのはビックリですね。ごく少ない栄養でも生きていけるような体の仕組みが何かあるのでしょうか?
生息域は、これまで明らかになっている限りだと、太平洋北西部の海溝深部のみです。後々の研究で他の生息域も明らかになるかもしれないですね。
まとめ
①丸い目やオタマジャクシのような尾がマスコットみたいでかわいい深海魚、シンカイクサノオ!
②シンカイクサノオはカサゴの仲間と考えられている。また、細長くて厚みのない体型であることからクサノオ科に属する。「深海魚のクサノオ」だからシンカイクサノオ。
③エサはヨコエビ。生息域は太平洋北西部の海溝深部のみ。
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