グリーンフラッシュの条件!画像や動画が神秘的!
奄美市のカメラマン吉行秀和さんが18日、太陽の光が一瞬だけ緑色に変わる「グリーンフラッシュ」と呼ばれる現象の撮影に成功しました。その画像です。
とてもキレイな緑色ですね~!これ、太陽の光なんですよ。にわかには信じられませんね。
今回はこのグリーンフラッシュの動画や画像、及びグリーンフラッシュの仕組みや日本で見られる条件について語ろうと思います。
グリーンフラッシュの画像や動画!
グリーンフラッシュとは、太陽が完全に沈む直前、または昇った直後に、緑色の光が一瞬輝いたようにまたたく現象です。撮影されているものですと、太陽が沈む直前に撮られたものが多いようですね。
動画はこちらになります!
なんと新潟市で撮ったようです。奄美大島に比べたらだいぶ近いですね。
とはいっても見られる確率は非常に低いみたいで、ハワイやグアムでは、グリーンフラッシュを見た者は幸せになれる、という言い伝えもあるくらいです。
画像は色々あります、どれもみんな鮮やかな緑色をしています。
どこで撮ったかまではわかりませんでしたが、海の水平線でも山の上でもどちらでも見ることができそうですね!
グリーンフラッシュの仕組み、日本で見られる条件!
グリーンフラッシュの仕組みを説明する前に、まず太陽光の仕組みを説明する必要があります。地球から見た太陽は基本的に赤や橙に見えますが、本来は太陽は他に緑色・青色・紫色など、様々な色を持っています。地球の大気によって光が屈折されることで、赤や橙色しか見えていないだけなのです。
主要な色の赤・緑・青のうち、最も波長が短いのが青で、最も波長が長いのが赤で、その中間が緑となります。
日没時の太陽光は基本的に波長の短い光から散乱されるため、基本的には赤色に見えています。これが普段見る「赤い夕陽」の原因ですね。
ですが、空気が澄んでいる場合ごくまれに、赤色より波長の短い緑色まで散乱されずに地表に届くことがあります。これがグリーンフラッシュの仕組みですね。空気が澄んでいない場合は、人間の目に緑色の光として到達する前に、異なる色に変化して見えてしまうようです。
したがって、日本でグリーンフラッシュを見たい場合は、「都市部から離れた空気の澄んでいる場所」に行くのが絶対条件となります。都市部から離れた場所、というと沖縄諸島や小笠原諸島が思い浮かびますね。
実際、小笠原諸島の父島は、グリーンフラッシュが比較的見やすい場所として、旅行ガイドに取り上げられています。実際に観測にも成功しているようです。また、石垣島天文台でもグリーンフラッシュの撮影に成功しており、沖縄諸島もだいぶ期待が持てそうです!
まとめ
1.18日、奄美大島でグリーンフラッシュの撮影に成功!太陽の光とは思えない鮮やかな緑色!
2.グリーンフラッシュとは、太陽が完全に沈む直前、または昇った直後に、緑色の光が一瞬輝いたようにまたたく現象。空気が澄んでいるところで見ることができる。
3.日本でグリーンフラッシュが見られる可能性が高いのは、小笠原諸島や沖縄諸島など。
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